約 3,732,874 件
https://w.atwiki.jp/xxxxzzzz/pages/219.html
626 名前:三国志大戦からの贈り物(1/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 00 52 41 ID HQmwxvy3 今年は早くも暑さがおさまりつつある8月下旬、夏期講習を終えたツンは いつものようにバーボンハウスへと向かっていた。 ξ゚⊿゚)ξ 「さて、今日もやるぞっと!あ、マスターこんにちわ。」 (´・ω・`)「やぁツンちゃん。補修の帰りかい?」 ξ#゚⊿゚)ξ 「補修なんか受けてないわよ!それはブーンとドクオよ! 私は塾の夏期講習よ。勉強勉強で気が滅入るわ。」 (´・ω・`)つU「すまない。お疲れさま。良かったら一杯どうだい?」 ξ゚⊿゚)ξ 「ノンアルコールよね?ありがと。…おいしい…すっきりするわね。」 (´・ω・`)「既存のカクテルをちょっといぢってみたんだ。ツンデレラと命名した。」 ξ;゚⊿゚)ξ「とってつけたような名ね…。でもおいしいわ。」 (´・ω・`)「ま、オレンジジュース+パインジュース+レモンジュースにグレナデンシロップ1tpsと アクセントに炭酸いれただけだけどね。それより休みでも夏季講習で大変だね。」 ξ゚⊿゚)ξ 「学生だししょうがないんだけどね。マスターも勉強は嫌いだった?」 (´・ω・`)「好きではなかったね。はやく大人になりたいって思ってたかな。」 ξ゚⊿゚)ξ 「あ、マスターもそうなんだ。」 (´・ω・`)「大人になって考え方が少し変わったけどね。」 ξ゚⊿゚)ξ 「どんなふうに?」 627 名前:三国志大戦からの贈り物(2/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 00 55 41 ID HQmwxvy3 (´・ω・`)「大人になれば自由にいろんなことができると思っていたけど 大人には大人の不自由があるって気づいてね。それよりは 子供の頃の不自由な自由の方も悪くない…って思うようにな…」 ξ゚⊿゚)ξ 「よくわかんないからいいわ。じゃねマスター。」 (;´・ω・`)「え?ちょ…ま」 … (´・ω・`)「折角私の望み通りの空間になりかけてたのに…。」 (´;ω;`)ブワッ「ウッ…」 ξ゚⊿゚)ξ 「さて、空きは…2台早速できそうね。」 (*゚ー゚) 「あ、ツンさんこんにちわ。」 ξ゚⊿゚)ξ 「あら、しぃじゃない。今来たの?」 (*゚ー゚) 「少し前について、ちょっとデッキについて考えていたんです。 ついでに皆さんからアドバイスもらえないかと思って。」 ξ゚⊿゚)ξ 「ドクオは…夏期講習でまだ勉強してると思うわ。(ドクオ貸し一つよ)」 (*゚ー゚) 「そうですか。ブーンさんもドクオさんも勉強頑張っているんですね。」 ξ゚⊿゚)ξ 「まぁね。でデッキを考えているって?」 (*゚ー゚) 「えぇ。今のデッキの悪い点を改善したいと思って。」 ξ゚⊿゚)ξ 「そうね、長所を伸ばすより、短所を減らして応用力を上げるのも大事よ。」 (*゚ー゚) 「応用力ですか?」 ξ゚⊿゚)ξ 「うん。ちょっと私と戦ってみる?少しだけど参考になると思うわ。」 (*゚ー゚) 「是非お願いします!」 630 名前:三国志大戦からの贈り物(3/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 00 58 17 ID HQmwxvy3 (*゚ー゚)軍 ニ州 指揮官 再起の法Lv2 UC徐盛 R孫堅 R孫権(ver.1) C陳武 R呉国太 vs ξ゚⊿゚)ξ軍 十四州 丞相 増援の法LvMaster+正兵+速軍 SR劉備 UC張飛 R馬超 Rホウトウ C趙累 (*゚ー゚) 「うーん胸を貸してもらうつもりで頑張ろう。」 ξ゚⊿゚)ξ「たぶんこれで説明できると思うんだけど…。」 (*゚ー゚) ------------|----|-------------- 徐 権 +-+ +-+ 堅陳+-+ 呉 ホウ劉飛 累 馬 ------------|----|-------------- ξ゚⊿゚)ξ 632 名前:三国志大戦からの贈り物(4/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 00 50 ID HQmwxvy3 (*゚ー゚) 「まずは士気がたまるまで粘らなきゃ…。」 ξ゚⊿゚)ξ「まずは柵の破壊ね。それと開幕でリードを奪うわ。」 突撃オーラをまとった馬超を囮にして、復活持ちの劉備と高武力の張飛を先頭に ツンの軍が、しぃの陣地へ進行していく。 (;*゚ー゚) 「あれ?弓ダメージがあまりいってませんね…」 ξ゚⊿゚)ξ「突撃オーラをまとった騎馬を囮にしているからよ。あなたの弓は槍兵にあたってないはずよ。」 (;*゚ー゚) 「本当だ、これじゃ無傷で接近されちゃう。」 ξ゚⊿゚)ξ「弓のカードをその位置から動かさず方向変換するのよ!それで打つ相手を選べるわ!」 (*゚ー゚) 「徐盛さんお願い!えい!」 ξ゚⊿゚)ξ「それでいいわ。弓には必須のスキルよ。覚えておくといいわ。さぁいくわよ!」 劉備に多少のダメージがあるものの他の武将はほぼ無傷。劉備、張飛、趙累の槍撃と馬超の 突撃の前に呉国太はすぐ撤退させられてしまう。そしてツン軍は柵の破壊を始める。 (*゚ー゚) 「トカゲさん!お願い!」 しぃは陳武を乱戦状態にし、柵の破壊を少しでも遅らせる。 ξ゚⊿゚)ξ「柵を守るのはそれでいいわ。しっかり覚えているわね。」 (*゚ー゚) 「はい、ありがとうございます!」 ξ゚⊿゚)ξ「でもこちらの方が総力が上よ、いくわよ!」 637 名前:三国志大戦からの贈り物(5/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 03 24 ID HQmwxvy3 乱戦のなかで弓を一手に受けていた劉備が撤退するもホウトウの伏兵があたり陳武は撤退。 そのままホウトウは柵破壊には加わらず端の城壁へ進む。張飛、馬超、趙累は柵を破壊し続ける。 しぃ軍は孫堅を乱戦させて柵破壊を防ぎつつ、弓攻撃を張飛に集中させた。 そして孫堅が撤退したころ張飛は兵力の大半を失っていた。 ξ゚⊿゚)ξ「蜀軍のデッキは大抵ここで増援の法を使ってくるわよ。」 (;*゚ー゚) 「ひぇぇぇそれは守りきれないです。」 ξ゚⊿゚)ξ「でもよく守れているわ。すごい成長ね、しぃ。」 張飛を撤退させた後、しぃ軍は柵を頼りにホウトウを徐盛が狙い撃ち、攻城妨害。 孫権は趙累を狙い撃ち、兵力を激減させる。そのころ全ての柵が破壊された。 ホウトウは城壁に1撃いれたが撤退した。馬超と趙累は自城へ引き上げていった。 (*゚ー゚) 「ふぅ…危なかったです。」 ξ゚⊿゚)ξ「1撃入ったわね。」 そして戦は中盤戦を迎え、両軍は相対する。 639 名前:三国志大戦からの贈り物(6/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 05 31 ID HQmwxvy3 (*゚ー゚) 士気9 ------------|----|-------------- 徐堅権 陳呉 劉飛 ホウ累馬 ------------|----|-------------- ξ゚⊿゚)ξ 士気8 (*゚ー゚) 「相手のお城も近くなってきましたし、いきます!」 孫堅「ケチラセッ!!」 ξ゚⊿゚)ξ「いくわよ!」 ホウトウ「ソノママタオレルガイイ」 643 名前:三国志大戦からの贈り物(7/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 08 06 ID HQmwxvy3 (*゚ー゚) 「あぁっ皆さん動けなくなってしまいました!」 ξ゚⊿゚)ξ「う~んそれでも高武力の弓は厄介ね。全軍、自城に戻しましょう。」 「ナンテツヨサダ…」 「アトハマカセタゾムスコタチヨ…」 「デスギタカ…」 「ググッ…」 「アタマニクル…」 (*゚ー゚)つポチ 「全員撤退してしまいました…あ、いけない!再起の法!!」 (*゚ー゚) 「これでは天啓は使えないですね…」 ξ゚⊿゚)ξ「えぇ連環相手ではあまり良い選択肢にはならないわ。」 そして戦は終盤となった。 (*゚ー゚) 士気12 ------------|----|-------------- 徐 権 呉 陳 堅 劉 飛 累 馬 ホウ ------------|----|-------------- ξ゚⊿゚)ξ 士気12 644 名前:三国志大戦からの贈り物(8/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 11 18 ID HQmwxvy3 両軍前線が乱戦状態に入った頃 (*゚ー゚)「天啓は打てない…じゃあこれで…」 孫権「タタキツブセッ!!」 ξ゚⊿゚)ξ「受けて立つわ!」 劉備「タタキツブセッ!!」 (*゚ー゚)「これだけじゃたりない…えい!」 陳武「フットベー!!」 (*゚ー゚)「これで乱戦しつつお父さんで突撃すれば…」 ξ゚⊿゚)ξ「乱戦でも迎撃はできるわ!張飛!大車輪戦法!」 張飛の大車輪戦法に迎撃されて孫堅が大打撃を受け 馬超の連突を受けた陳武と孫堅が撤退してしまう。 呉国太も乱戦に耐え切れず、撤退した。 そして役目を終えたように超絶強化の陳武と乱戦していた張飛も撤退した。 しぃ軍は残った部隊は弓2人のみとなり 騎馬を残しているツン軍の猛攻に耐え切れるはずもなく ツン軍の落城勝利となった。 646 名前:三国志大戦からの贈り物(9/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 14 28 ID HQmwxvy3 (*゚ー゚)「完敗です。やっぱりツンさんは強いですね。兵法も残されちゃったし。」 ξ゚⊿゚)ξ「えっとね、しぃ、何が言いたかったかというとね。しぃの軍は高武力の 対処ができる相手が苦手なのよ。例えば連環とかね。」 (*゚ー゚)「たしかに。簡単に止められてしまいました。」 ξ゚⊿゚)ξ「そうね。だからデッキは困った時の引き出しが多いほうが対応力が強いの。 それで天啓以外の対応策として、あなたは若き王の手腕と男の意地を使った。 あなたのデッキの場合では、良い選択肢だと思うわ。でも男の意地とかも 連環されたり、乱戦から壁突撃とかされちゃうと、撤退してしまう。」 (*゚ー゚)「あらら、確かにそうですね。そうなると賢母天啓とかのコンボが 封じられてしまうと2種類の計略が選択肢から抜けてしまうのですね。」 ξ゚⊿゚)ξ「まぁ賢母は他の計略とも相性が良いからまだいいけど、桃園+若き血の目覚め とかの場合、相手にダメージ計略持ちがいたら、まず使えないわね。」 ξ゚⊿゚)ξ「例えばあなたのデッキに火計とかがあった場合、私もあんまり固まって 動けなくなるの。張飛と馬超は即撤退しちゃうし。 (まぁ大徳は固まる必要ないけどここで言う必要はないわね)」 (*゚ー゚)「その場合、火計が新しい引出しですね。」 ξ゚⊿゚)ξ「そのとおりよ。で、その場合は私のデッキは一騎当千+若き血の目覚め とかにすれば、一騎当千で馬超は武力があがり計略無効。 わずか1コスの関銀屏は車輪まで出て大化けするわ。 1コストの武将に火計なんて使ってられないでしょ?」 648 名前:三国志大戦からの贈り物(10/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 16 23 ID HQmwxvy3 (*゚ー゚) 「そうやって引き出しを増やしていくんですね。勉強になりました。 ありがとうございました!」 ξ゚⊿゚)ξ「あっ…でもしぃすごく上手になったね。守りのスキルも上がってるし 正直かなり驚いた。」 (*゚ー゚) 「えへへ…そうですか?」 ξ゚⊿゚)ξ「(く…悔しいけど…かわいい…っ!)」 (´・ω・`)「うん、すごくためになるいい話だったね。」 ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ私はそろそろ帰るわ、しぃはどうする?」 (*゚ー゚) 「あ、私も帰ります。途中まで一緒に帰りませんか?」 ξ゚⊿゚)ξ「そうね、じゃあ一緒に帰りましょ。」 (´・ω・`)「カ…カード…。」 ξ゚⊿゚)ξ「あ、カード、マスターありがと。」 (*゚ー゚) 「失礼します。」 (´;ω;`)ブワッ「ウッ…」 (´;ω;`)「天はわしが要らぬというのか…」 650 名前:三国志大戦からの贈り物(11/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 21 18 ID HQmwxvy3 その帰り道… ξ゚⊿゚)ξ(*゚ー゚)「あの…」 ξ///)ξ(*/// )「え、その…どうぞ?」 ξ///)ξ(*/// )「(そういえば二人だけで話したことはなかったな…)」 (*゚ー゚) 「ツンさんはブーンさんと仲が良いんですね?」 ξ;゚⊿゚)ξ「え!?そうなの!?{そう見られてたんだ…もっと気をつけなきゃ}」 (*゚ー゚) 「えぇとっても仲がよく見えますよ。二人とも素直になれてる感じで」 ξ;゚⊿゚)ξ「え!?そうなの!?{このあたしが素直!?}」 (*゚ー゚) 「ドクオさんとブーンさんも凄く仲が良いし。…私も混ぜてもらえて嬉しいです。 そのうち皆さんでどこか遊びにでも行きたいですね。」 ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そうね(話を変えよう…)」 (*゚ー゚) 「ツンさんには素敵なお姉さんもいるし羨ましいな。二人とも蜀軍で仲が良いんですね。」 ξ///)ξ 「べ、別にそういう理由で蜀ってわけじゃないんだけどね。」 川゚-゚) 「そのとおりだ。」 ξ///)ξ 「お、おねえちゃん!?」 (*゚ー゚) 「クーさん、こんにちは。」 川゚-゚) 「こんにちは、しぃ。」 654 名前:三国志大戦からの贈り物(12/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 25 30 ID HQmwxvy3 川゚-゚) 「………」 ξ゚⊿゚)ξ「どうしたのおねえちゃん?」 川゚-゚) 「妹はなかなか素直になれない性格だ。友達というほどの友達もいなかったが ブーンにドクオにしい。今ではこんなに友達ができたのだな。」 ξ゚⊿゚)ξ「ちょ…何を言ってるのおねえちゃん!?」 川゚-゚) 「…しぃ」 (*゚ー゚) 「はい?」 川゚-゚) 「妹はこんな性格だが実にかわいい奴なんだ。仲良くしてやってくれ。」 (*゚ー゚) 「はい!こちらこそ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「こんな性格って何よ…」 3人での帰り道… ξ゚⊿゚)ξ「しぃはどうして三国志大戦を始めたの?」 (*゚ー゚) 「それは…兄がきっかけなんですが………え…と…」 川゚-゚) 「お兄さんがいるのか。」 ξ;゚⊿゚)ξ「あたしなんかまずいこと聞いちゃった?」 (;゚ー゚) 「い、いえ。そんなことありません。そのうち戻ってくるはずなんです。」 川゚-゚) 「ん?」 (*゚ー゚) 「今はちょっと理由があって戻れないのですが、そのうち戻ってきてくれるんです。」 川゚-゚) 「そうか。早く戻ってきてくれるといいな。」 (*゚ー゚) 「はい!」 川゚-゚) 「私の知り合いに神出鬼没な奴もいるが、大事なときはなぜか会えたりしている。 きっとしぃも会えるはずだ。」 (*゚ー゚) 「はい、ありがとうございます!」 657 名前:三国志大戦からの贈り物(13/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 27 32 ID HQmwxvy3 川゚-゚) 「しかし…良いものだな。」 ξ゚⊿゚)ξ「何が?」 川゚-゚) 「一時はおまえの金使いを心配したが、お金では買えないものを このゲームは私たちに与えてくれた。」 (*゚ー゚) 「…そうですね。」 ξ゚⊿゚)ξ 「…そうね。こうしてしぃと話す機会もなかったかもしれないし。」 (*゚ー゚) 「でも私はこんなに友達ができて嬉しいです。」 ξ゚⊿゚)ξ 「まぁね。それは私も。これからもよろしくね、しぃ。」 (*゚ー゚) 「はい!また三国志教えてくださいね!」 … (*゚ー゚) 「…あ、私の家こっちです。」 ξ゚⊿゚)ξ 「そう、じゃあここで今日はさよならね。」 川゚-゚) 「気をつけて帰るんだぞ。」 (*゚ー゚) 「はい、それでは皆さんまた!」 川゚-゚)ξ゚⊿゚)ξ「またな(ね~)」 659 名前:三国志大戦からの贈り物(14/14)[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 29 42 ID HQmwxvy3 しぃ帰路 (*゚ー゚) 「カードあけてみようかな… 660ね。これも引き出しになるかしら?」 (*゚ー゚) 「羨ましいくらい素敵な姉妹…。あたしもお兄ちゃんとあんな風になれるかな?」 (*゚ー゚) 「お兄ちゃん、あたし待ってるからね。お兄ちゃんのカード会える時まで預かってるから。」 … … 二人帰路 川゚-゚) 「しぃは実にいいこだな。」 ξ゚⊿゚)ξ「そうね。いい友達になれると思う。」 川゚-゚) 「…運命の車輪というものは何から繋がるかわからないものだな。」 ξ゚⊿゚)ξ「おねえちゃんの話は私には難しすぎるよ。」 川゚-゚) 「ふふ…では私たちも帰るか、かわいい妹よ。」 ξ///)ξ 「ちょ…おねえちゃん!」 自分もその車輪の中に思いっきり巻き込まれていることに 全く気づいていないクー姉さんなのでした。 -終- 663 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 31 51 ID HQmwxvy3 皆様> 駄文への支援、本当にありがとうございました。 なんと今回は規制0で書ききることができました。サンクスです。 …アンカ660って…無茶だろ…。 ツンのカードとしぃのカード両方を670に書いていただけますでしょうか? 670 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 57 41 ID /Wx+NXT6 しぃ:UC張飛 ツン:ストライダー
https://w.atwiki.jp/xxxxzzzz/pages/311.html
639 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 15 17 35 ID /RIrHrel ~ゲームセンターバーボンハウス~ ブーンは珍しく一人で来ていた。 (´・ω・ )「やぁ、珍しいね。今日は一人かい?」 ( ^ω^)「そうだお。今日はドクオがバイトだから一人で来たお」 (´・ω・ )「そうなんだ。で今日も三国志やるのかい?」 ( ^ω^)「実は…今日は店長に用があってきたお」 (*´・ω・ )「本当かい?ウホッ」 ( ^ω^)「ぶち殺すぞ」 (´・ω・ )「で、僕に用ってなんだい?」 ( ^ω^)「ブーンとトレードして欲しいお」 640 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 15 25 40 ID /RIrHrel (´・ω・ )「僕とかい?別にいいけど、今は仕事中だしね…。一応聞くけど何が欲しいんだい?」 (*^ω^)「魏武曹操だお!!」 (;´・ω・ )「ギクッ!そ・そんなに欲しいのかい?」 ( ^ω^)「欲しいお!!前回店長から借りて使ったあの感触が忘れられないお!」 (´・ω・ )「うーん…別に構わないけど、君は何を出すんだい?」 ( ^ω^)「R徐庶、R諸葛亮だお」 (#´・ω・ )「ぶち殺すぞ」 643 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 15 38 50 ID /RIrHrel (;^ω^)「だ・だめかお!?」 (´・ω・ )「前にも言ったけどカードにはランクがあってね…ry」 (;^ω^)「そこをなんとか頼むお!!」 (´・ω・ )「だが断る」 (;^ω^)「アウアウ…」 そんな二人の言い争いの中一人、バーボンハウスに入ってくる者がいた。 (´∀`)「さぁー、久しぶりに三国志やるモナ。ん?あれは店長さとブーン君じゃないモナ?」 (´・ω・ )「やぁモナー君。久しぶりだね」 (;´∀`)「こんにちはモナ、ところで後ろで泣きじゃくっているブーン君はどうしたんだモナ?」 ( ;ω;)「…」 (´・ω・ )「まぁ現実を教えてあげただけだよ」 (;´∀`)「そうモナ…、じゃあほっといて三国志やるモナ」 645 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 15 53 37 ID /RIrHrel (´・ω・ )「今は空いてるから好きなだけやってくれ。じゃあ僕は仕事があるからこれで失礼するよ」 (´∀`)「ラッキーモナ。」 そういってモナーはデッキケースから自分のデッキを取出す。が、勢い余ってカードが一枚ブーンの前に滑り落ちる。 (;´∀`)「あわわ…焦りすぎたモナ」 ( ;ω;)「…!!」 モナーの落としたカードはブーンの求めていた魏武曹操であった。 (;^ω^)「おっおっおっ…」 (;´∀`)「ブーン君、ごめんそれ拾ってくれモナ」 ( ^ω^)「モ・モ・モ・モ…」 (´∀`)「どうしたモナ?」 ( ^ω^)「モナー!!この魏武曹操と僕のカードをトレードしてくれお!」 (;´∀`)「えっ!?」 650 名前:ブーンとモナーのトレード[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 18 22 01 ID /RIrHrel ブーンの急な申し出にモナーは三国志大戦をプレイするのをやめ、一時フリースペースにて話をする事にした。 ( *゚ω゚)「フーッフーッフーッ!!」 (;´∀`)「ちょW鼻息荒すぎモナWW」 ( ^ω^)「ど・どうなんだお?トレードできるかお?」 (´∀`)「モナーは蜀使いだから別にトレードしてもいいモナよ」 (*^ω^)「本当かお!!じゃあ僕からはR…」 ブーンは今口に出そうとした事を止めた。 先程(´・ω・ )にカードのレートを叩き込まれたからだ。 (;^ω^)「僕が…僕が出せるのはこのカードだお!」 (;´∀`)「こ・これは!!」 652 名前:ブーンとモナーのトレード[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 18 33 30 ID /RIrHrel ブーンがトレード出したカードはなんとSR周姫であった。 ( ;ω;)「ウゥ…周姫たん…」 (;´∀`)「ちょWそんな泣く程なら…」 (#;ω;)「ブーンに二言は無いお!!これとトレードしてもらえるかお?」 (´∀`)「……。(正直呉のカードは使わないしいらないモナ。どうせなら蜀のカードがよかったモナ)」 (;^ω^)「ど・どうだお?」 (´∀`)「ブーン君悪いけど…!!」 モナーが断ろうとした時だった。 モナーは見てしまった、ブーンのデッキケースから食み出ている二枚のカードを…。 そうR徐庶とR諸葛亮を!! 655 名前:ブーンとモナーのトレード[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 18 42 12 ID /RIrHrel (;´∀`)「ブ・ブ・ブーン君!!」 (;^ω^)「な・なんだお?やっぱりトレードは無理かお?」 (;´∀`)「ち・違うモナ!ブーン君のデッキケースから食み出ているその二枚…」 ( ^ω^)「ん?R徐庶とR諸葛亮の事かお?」 (;´∀`)「モナモナ!!」 ( ^ω^)「これがどうかしたのかお?」 (#´∀`)「フーッフーッフーッ!!」 (;^ω^)「ちょW鼻息荒すぎだお」 (´∀`)「その二枚とトレードして欲しいモナ!」 (;゚ω゚)「え…?」 658 名前:ブーンとモナーのトレード[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 18 54 34 ID /RIrHrel (´∀`)「モナーは蜀使いモナ。だから呉のカードよりモナーは蜀のカードが欲しいモナ!!だからその二枚とトレードしてくれモナ!!」 (;^ω^)「でもRとSRじゃモナーが…」 (#´∀`)「そんなの関係ないモナ!!」 (;^ω^)「ご・ごめんだお…」 (´∀`)「R、SRなんて関係ないモナ!ブーン君が良ければトレードしようモナ」 ( ^ω^)「うん、いいお(フヒヒ…R二枚でSRが手に入ったお)」 こうして二人のトレードは成立した。 内心シメシメと思っているブーンだったがモナーは違った。 662 名前:ブーンとモナーのトレード[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 19 10 31 ID /RIrHrel (´∀`)「ブーン君ありがとうモナ。大切に使うモナ!!」 モナーはR、SRなど全く気にせず本当に嬉しそうにブーンに感謝の言葉を述べた。 (;^ω^)「ううう…なんだかモナーが眩しいお。それに比べて僕はなんだかちっちぇお…。RとかSRとかおにゃの子とかこだわって…」 (´∀`)「ブーン君、ありがとうモナ!またトレードする機会があったら夜露死苦モナ」 (;^ω^)「ま・待つお!やっぱりこれも受け取って欲しいお」 そういってブーンが差し出したのはSR周姫だった。 (;´∀`)「別にいいモナよ。それはブーン君が使ってくれモナ」 ( ^ω^)「いいんだお、貰ってくれお!このままじゃブーンの気持ちが治まらないお」 ブーンはSR周姫をモナーに渡しバーボンハウスを跡にした。 (´∀`)「わかったモナ。ブーン君の気持ちしっかり受け取っておくモナ」 そういってモナーは三国志大戦をプレイしようとするがすでに超満員であった。 (;´∀`)「モナー!!」 663 名前:ブーンとモナーのトレード[sage] 投稿日:2006/10/28(土) 19 21 07 ID /RIrHrel ~バーボンハウスからの帰り道~ ( ;ω;)「ううう…周姫たん」 おにゃのこのカードを手放したのがブーンにとってはかなり辛かったようだ。 ( つω;)「でもこの魏武曹操があれば僕はもっと強くなれるお」 ブーンはモナーから貰った魏武曹操を手に心に誓う。 ( ^ω^)「今こそ飛躍の時、我が志は千里にありだお!」 ~完~
https://w.atwiki.jp/fx_beginner/pages/112.html
●FX用語集(全部) ●FX用語 か∼こ キャリートレード 金利の低い通貨で借り入れ、それを売って、金利の比較的高い通貨の金融商品に投資する取引をキャリートレードと言う。例えば、低金利の円で借り入れ、円を売って金利の高いドル建ての債券を買うような取引。1990年に使う事が多かった為に、使われ始めた言葉と言われるようにヘッジファンドが多用する資金調整、運用の方法でもある。
https://w.atwiki.jp/clear2219/pages/26.html
ここでは三国志大戦のカードリストでもうpしてみようと今、奮起しております。頑張りますので、応援よろしくお願いします。 カードリスト ●魏ver2.X ●蜀ver2.X ●呉ver2.X ●涼ver2.X ●袁ver2.X ●他ver2.X ●LEver2.X ●Exver2.X ●魏ver3 ●蜀ver3 ●呉ver3 ●群雄ver3 ●LEver3 セリフ集 ●セリフ魏 ●セリフ蜀 ●セリフ呉 ●セリフ群雄 ●セリフLE ●セリフ軍師 英傑伝 ●武錬の章 ●超武錬の章 ●曹魏の章 ●蜀漢の章 ●孫呉の章 トップページ
https://w.atwiki.jp/hptrade/pages/28.html
2011年1月16日(土) 寒中お見舞い申し上げます 新しい年をいかがお迎えになっていますか 昨年は2トンのコーヒーの生豆ティモールから仕入れ岩田珈琲店で焙煎し販売しました。お陰さまでまあまあの売れ行きでしたが、まだまだ沢山あります。どんどん飲んで、どんどんお友達に薦めてください。今年もすでに新しい豆のに入荷が予定されています。ティモールの生産者も頑張っています。どうぞよろしくお願いします。 12月18日(土) 遅くなりましたが、エゴさんの写真アップしました 10月のことで、遅くなりましたがエゴさんのライブの様子をアップしました。私は参加できなかったのですが、とても楽しそうですね。 膝のお皿を割った越田事務局長の手術後の経過は良好のようです。態度は元気でしたが、退院の時期は全くわからないそうです。で、総会の時期のめどはつきません。もう少し待っていてください。日時や会場については後日お知らせします。世界を股にかけて歩く男としては一日も早くスタスタ歩けるようにならなければね越田さん。 11月13日(土) 総会は来年の1月を予定 ほっかいどうピーストレードの年度は10月ですが総会は来年の1月を予定してます。近くなってきたらお知らせいたします。また、年会費を集めますのでよろしくお願いします。お願いばかりで、申し訳ありませんが、2009年のマウベシ珈琲が沢山ありますので、販売できる所がありましたらご紹介ください。 11月6日(土) 10ヵ月ぶりの日記です ようやくですが、「2010東ティモール・フェアトレードコーヒー生産者を訪ねる旅」報告集をHPにアップしました。 荒井さんと福田さんには格段のお世話をかけまして、ありがとうございます。 2010年の東ティモールの姿が伝われば幸いです。(大岩) 1月15日(金) マウベシ珈琲新豆入荷 小雪の降るすごく寒い日でした。 2009年収穫のコーヒー豆が入荷しました。 入荷の事務局長と会員3名で汗をかきながらの作業となりました。 今年のコーヒーの味はどうでしょうか。きっと美味しくて香りのいいものでしょう。 その会員の皆様に送る試飲用のコーヒーの入ったお知らせを送る作業をしました。
https://w.atwiki.jp/hptrade/pages/58.html
2013年8月27日 2013東ティモールツアー報告会を開催<釧路> 荒井です。8月22日、1Fのジャス喫茶「ジス・イズEST」と2Fの「たまり場 カフェEST」合同の、2013東ティモールツアー報告会を開催しました。21日道新夕刊にたまり場の記事が載り、お客さんも来てくれて、みんな熱心に聞 いてくれました。「感動した」「よかったから2か月に一回くらい定期的に報告会をやってほしい」などと言われ、いつもの分厚い報告書もほしい人が続出しました。 私は昨日でジス・イズの仕事は終わりました。短い間でしたが、皆さんと仲良くなり、な ごりおしいお別れです。餞別にジス・イズのオリジナル・マグカップと、コーヒーで染めた紐で編んだ小さなコーヒー袋、その中にコーヒー豆に見立てた紙にみんなのメッセージが書き込まれものをいただきました。うれしかったので、写真添付します。 「ジ ス・イズEST」は午後2時~午後6時、「たまり場カフェEST」は午前11時~ 午後3時まで、月~金の営業です。先日は会員の福田早希子さん姉妹も来てくれました。これからもマウベシ珈琲は使ってくれて、おいしくいれてくれますの で、みなさん、お近くに行かれたらぜひお立ち寄りくださいね。「マウベシ珈琲」のノボリ旗が出迎えてくれます。 ・ジャズ喫茶「ジス・イズEST」 釧路市栄町8-1 TEL 0154-65-6364 2013年4月1日 マウベシ珈琲ベクレルフリー さっぽろ市民放射能測定所『はかーる・さっぽろ』でマウベシ珈琲を検査しました。 もちろん、放射能は検出されませんでした。 4月1日に検査をしましたが、ウソではありません。 検査している間中、測定所の中には、マウベシコーヒーのいい香りが漂っていたそうです。マウベシ珈琲は北海道で1番最初に「ベクレルフリー宣言」をした食品です。 昨年4月にピーストレード釧路グループがおこないました。 4月24日「ベクレルフリー北海道」が主催し、吉田監督を招いて“事故後の福島の姿を見る”、 映画「普通の生活」上映会が釧路でおこなわれました。 上映会の前段にベクレルフリー北海道の紹介や各地の取り組み報告があり、 ほっかいどうピーストレード釧路グループ佐藤秀作さんが「マウベシ珈琲ベクレルフリー宣言」をしました。 くわしい事はベクレルフリー北海道のブログをご覧下さい。 http //blog2.atelier-alice.net/?eid=997953マウベシ珈琲をこれからも安心してお飲みください。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6672.html
このページでは、2016年に稼働を開始した『三国志大戦』、通称『三国志大戦4』を紹介しています。 三国志大戦 【さんごくしたいせん】 ジャンル トレーディングカードアーケードゲーム 対応機種 アーケード 料金 200円+α(最大3PLAY 800円) 販売・開発元 セガ・インタラクティブ 稼動開始日 2016年12月21日 判定 賛否両論 概要 バージョン 特徴 旧作からの変更点 ゲームシステム面 ゲーム内容以外のシステム面 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 2000年代にACで一世を風靡したTCAG『三国志大戦』の最新作。 名だたる三国志の武将を集めて戦う楽しさはそのままに、色々刷新されている。 2016年4月22日~24日に一部店舗でロケテストが行われ、2016年12月21日から正式に稼働中。 タイトルロゴには最新作という事を意識して"4"の字があしらわれているが、正式タイトル名は『三国志大戦』である。 シリーズ作ではあるが、筐体が全面刷新された為、 専用ICカードからaime及びバナパスポート、アミューズメントicカード (以下aime/BP/Aic)に移行している。 その為、残念ながら「3」までのICカードおよび武将カードは使用出来ず、ゲームデータの引き継ぎも出来ない。 一応、「3」までのICカードがあると称号が貰えるちょっとしたサービスはある。 バージョン VerNo タイトル 稼働日 トピック Ver1.0 三国志大戦 2016/12/21 最初期Ver Ver1.1 三国志大戦 天槍の共鳴 2017/10/5 漢軍、象兵の追加 Ver1.2 2018/3/28 カード69枚追加の中型VerUP Ver2.0 三国志大戦 狼主の双剣 2018/8/7 晋軍の追加、法具仕様の変更 Ver2.1 2018/12/10 カード75枚追加 Ver2.5 三国志大戦 伝承の煌弓 2019/4/24 カード88枚追加 Ver3.0 三国志大戦 暁光、星盾を照らし 2020/3/10 カード109枚追加、遊軍、連弩兵、奇才将器などの新要素追加、第一弾の武将の排出停止(『古参武将』機能追加)等 特徴 根本的なシステムやルールは旧作である三国志大戦を引き継いでいる。 1対1でお互いに8コスト以内(*1)で武将カードを組み合わせ、敵城を落とす事が目的。 大きなゲームシステム変更点としては 「征圧」と「内乱」 が追加されている。 ※詳細は後述 更に詳しい内容については公式HPもしくは、上記の三国志大戦の記事を参照。 「艦これ アーケード」等でも使用されているオンデマンド印刷を採用。 既存のカードパックを排出する形から大きく変化した。 今までモニターとしての役割しかなかったターミナルが大幅に強化。 プレイ順番の予約、リプレイの視聴・購入、カードのトレード・購入、旗印やシステムボイスのカスタマイズ、紛失したカードの再発行手続き等が出来る様に。 筐体の方も強化されており、上部にプロジェクターが搭載され、演出が強化。プレイ中の情報等が見やすくなった。 また、連動作品としてアクションパズルゲーム「さんぽけ ~三国志大戦ぽけっと~」もスマホで配信していた。※2019年3月28日をもってサービス終了 旧作からの変更点 ゲームシステム面 「征圧」「内乱」システムの追加 「征圧」「内乱」システムは、端的に言えば城ダメージを与える第三のシステム。 戦場を武将が通ると、通った場所が自軍のエリアになり、一定割合以上を支配すると徐々に内乱ゲージが溜まる。 この内乱ゲージがMAXになると相手に内乱が起こり、征圧領域に応じて相手の城にダメージを与えられる。 内乱が起こると、征圧領域はリセットされる。 征圧力が低い側が内乱させた場合には50%/50%になり、征圧力が高い側が内乱させた場合は(初期征圧にどれだけ差があっても)1段階征圧が上回った状態の初期状態になる。 その為、シリーズ通して攻守のタイミングが最重要であったが、「征圧をしておくべきか?それとも兵力を回復する為に戻るべきか?」といった戦場の支配・判断も重要になっている。 戦場さえ握っておけば城を殴らずとも勝ちに近づくのは戦国大戦の"大筒"にも発想が近い。 内乱システムの追加に伴い、武将には武力・知力の他に 「征圧力」 というパラメータが追加された。 「征圧力」はカード毎に設定されており、基本は0~4のいずれかが充てられている。 この数値が高い程、移動した際に得られる自軍エリアが大きくなる。(なお、征圧範囲は円形で広がっていく) 内部数値的には征圧4以上も存在する。その為、計略等で征圧力を強化し続ければ瞬時に戦場全体を自軍エリアに塗り替える、という事も可能。 概ね征圧力が高い武将はスペックが下げられていたり、機動力が低い兵種・コストが重い、といった事が多い。 基本的な傾向としては、概ね機動力の低い槍兵や弓兵は全体的に征圧力が高めで、逆に機動力のある騎兵は低めに設定されている。 例外としては、攻城兵は攻城力が極めて高い代わりに、ごく一部を除いて征圧力が0。 あくまで基本的な傾向であり、後述する「将器」システム等の関係も含めて例外も多数存在する。 デッキの総征圧力に応じて征圧力ランクがD~Sランクまで決定される。 自軍と敵軍の征圧力ランクの差に応じて、開始時に得ている征圧領域が変わる。 相手より征圧力が1ランク高くなる毎に、1ライン分征圧領域が多くなる。 また、開始時にカード配置が出来る領域もこの征圧領域で決まる為、高ければ高い程、敵城近くに配置出来る。 前述の通り、内乱が起こった後リセットされる為、征圧力差が高いとより再度征圧しやすい。 「将器」の追加 武将毎にステータスを強化出来るスキルシステムの様な物。 「将器」は各武将カード毎に、いくつか決まった能力の内1つを排出時にランダムで付与され、印刷される。 一部を除いて基本的には3つを所持している。 「将器」は試合前にカード3枚まで「覚醒」させる事ができ、覚醒した武将はその将器の能力を得る。 『移動速度が上がる』『乱戦中でも攻城ゲージがたまる』『悪地形の影響を軽減する』etc...。 シリーズ経験者の方には、「2」で採用されていた戦器が必ず付与される様になった、と言えば近いか。 また、C/UCには二つ、R以上には三つ副効果が有り、将器を覚醒させると同時に発動する。 副効果はそれぞれ一つでは効果が薄いが、三つ同じ効果が重なる事もある。 ◆ 兵力上昇 ◆ 攻城強化 ◆ 復活減少 ◆ 速度上昇 Ver2.0より、再印刷時に縁または対応する変更券を使う事で主・副将器の変更が可能になった。ただし主将器は選択制だが、副将器はどう変わるかはランダム。 なお、イベント報酬等で獲得できるEXカードは主・副将器ともに固定。 「象兵」の仕様変更 Ver1.1より象兵が追加されたが、旧作より挙動が変更になっている。 旧作では敵武将をはじき飛ばす「突進」には、接触時の武力ダメージ以外(騎馬兵の突撃の様な兵種個別のダメージ)は無かったが、今回は突進をする度に敵に個別のダメージが入る様になった。 代わりに、以前は乱戦中でも一定距離走ると突進が発生していたが、乱戦や槍撃を食らっている状態では発生しなくなった。 イメージ的には、「迎撃されない馬」といった感じが一番近い。 ゲーム内容以外のシステム面 カードのオンデマンド印刷、及び所有カードのICへの紐付 従来の「ピローに入った工場出荷カードを排出」するのではなく、「艦これアーケード」等で既に採用されている、筐体でカードをオンデマンド印刷して出す方式となった。 印刷されるカードの質は良く、SRのホログラム仕様もちゃんとある。 ただし、今まであったRのホログラム仕様は無くなり、ただの銀色の枠となった。 また、オンデマンド印刷の特性を生かし、好きなカード(R以下と遊軍カード)をホロ化する「綺羅印刷」という機能もある。詳しくは公式サイト(*2)。 印刷方式の導入に伴い、今まで雑誌の付録等で実カードが入っていたEXカードも、コードをターミナルで入力して筐体で排出する方式に。 コードの配布方法は多数あり、ネット上で付与されたり、雑誌の付録としてついていたりと様々。 排出されたカードには番号が振られ、自分のaime/BP/Aicに紐付される様になった。 その為、カードの汚損や紛失しても再発行が出来る様になった。ただし、 筐体から排出されたカードは、そのプレイしていたaime/BPでしか使用できない 。 他者が使える様にする為には、 ターミナルでトレード を行うか、 「解任」「在野登用」 を行う必要がある。 トレード に関しては、ターミナルでトレード相手とお互いにコードを打ち込み直接交換する物と、ターミナルで条件を設定し、遠隔地同士でトレードする2種類の方法がある。 なお、直接トレードは無償だが、遠隔地同士のトレードは印刷費用がかかる。(Rで200円、SRで500円。C,UCは無償) 「解任」 はカードの紐付解除機能。 「在野登用」 は紐付解除されたカードの登録機能。 「解任」「在野登用」は三国志大戦.NET上でコードの手続きを行い、完了すると在野登用したプレイヤーに所有権が移り、お互いに縁が貰える。 好きなカードを指定して印刷出来る「縁(えにし)」の導入 ゲームをプレイすると貰える「縁(えにし)」というポイントを使い、自分の好きなカードを決め打ちで印刷出来る様になった。 1枚指定して印刷できる「登用」と、同じレアリティから4枚選んでその中からランダムで決まる「探索」がある。 レアリティが高くなればなるほどかかる縁が増えるが、探索の方が縁の消費は少ない。 「さんぽけ~三国志大戦ぽけっと~」絵柄の武将を印刷出来る「貨幣」の追加 iOS/Androidのアプリ「さんぽけ~三国志大戦ぽけっと~」内でガチャを引くと、アーケードで好きな武将カードと交換出来る「貨幣」を獲得できたり、逆にアーケードをプレイすると「さんぽけ」内でガチャを引けるポイントが貰える。 この「貨幣」は金・銀・銅の3種類があり、それぞれ「さんぽけ」側で☆3~☆5の武将を引くと一定数貰える。金貨幣はSR、銀貨幣はR、銅貨幣はUC・Cの武将と交換でき、性能は同名武将とコンパチだが、絵柄がアーケード版とは異なる。 また、筐体から発信されているフリーWi-Fiサービス「ALL.net Wi-Fi」を利用して「さんぽけ」をプレイすると、アプリ側でボーナスが貰える。 「さんぽけ~三国志大戦ぽけっと~」サービス終了に伴い連動は終了したが、貨幣システムは形態を変えて継続している。 ターミナルでの予約システムの導入 今までは店舗側が自主的に行っていた、プレイ順番の管理がターミナルで行える様になった(無制限台など、管理を行わない設定も可能)。 ターミナルにaime/BP/Aicで予約登録し、順番が来ると筐体が自動的に呼び出してくれる。 不在の場合は、一定時間経過で次の人が呼び出される。(時間設定は店側で可能) プレイ後に待っている人が居ない場合は、再度予約をするか、そのままaime/BPを置いてプレイする。(こちらも店舗側で設定する) 管理設定に関してはかなり自由度が高く、厳しい設定では同じaime/BPで他の人のプレイを挟まずに連続で予約することが(待ちがいなくても)できない設定から、空席があれば予約不要で連続プレイも可能な設定(他に予約が入った時点で再予約が必要になる)、空席がなくても無制限で連続プレイが可能(予約した場合自主的に席を立ったプレイヤーが発生した時に呼び出される)な設定、完全に予約機能を使用しない設定まで可能。 リプレイ購入方法の変更 旧作では大戦.net(月額制)に加入し、そこからリプレイの購入を行っていたが、今作ではターミナルで直接発注する形になった。 リプレイ動画はターミナルおよび大戦.net(プレミアム会員限定)で発注が出来、大戦.netにてダウンロード出来る。購入は現金(1本100円)またはターミナルで購入できるゲーム内コインを支払う事により可能。 プレイ料金システムの刷新 旧作では300円で1戦、その後+200円/+100円で1戦づつ増え、最大3戦でカード3枚入手だったが、現在(Ver2.0.0A以降)はいくつかのプレイモードから選択できるようになっている。 「通常プレイ」…200円で1戦から始まる通常プレイモードで、排出カード1枚・縁2が獲得できる。その後、各種コンティニュー方式から選択していく。 コンティニュー方式 選択できるタイミング 必要クレジット 追加排出カード 獲得縁 備考 無料進軍 1戦目→2戦目時 なし なし なし 「全国対戦」「天下統一戦」を選択し、勝利した場合のみ。モード選択不可 カード進軍 3 2枚 6 選択すると3戦目コンティニューが発生 縁進軍 3 なし 20 サービス進軍 2戦目→3戦目時 なし なし なし 無料進軍と異なりモード選択可能 カード進軍 3 2枚 10 縁進軍 3 なし 24 「戦友プレイ」…100円で1戦限りのプレイモード。選択できるのは「戦友対戦」「店内対戦」のみで、コンティニューや排出カード・縁・スタンプ等ゲーム内イベントポイント付与は一切なし。 「ブーストプレイ」…500円で1戦限りのプレイモード。1戦で排出カード1枚・縁30が獲得でき、スタンプ等ゲーム内イベントポイントも多く貰えるがコンティニューはできない。 プレイだけしたい人やカードが多く欲しい人、縁を多く獲得したい人など、各々の目的に応じた料金体系を選択できるようになっている。 評価点 シリーズ特有の面白さは変わらず。 名だたる三国志の武将を集め、動かし、戦う楽しさは今作でも十分。 「征圧」「内乱」システムの導入により、ハンドスキルだけでなく、戦略的な要素も強化された。 筐体一新によるプレイ環境の改善 旧作で非常に多かったラグや盤面不良・ICカード排出不良等の問題は大幅に改善された。 また、上部プロジェクターによりプレイ中の情報が観客側からも見やすくなった。 オンデマンド印刷+紐付による流通健全化 その場で印刷されるオンデマンド印刷の導入により、旧作で横行していた、店側によるSRのサーチ・抜き取り行為や、カードパックの横流し行為が不可能になった。 また、紐付によりカードの中古売買が難しくなった為、高額カード目当てに筐体を占拠する「掘り師」等が激減。 カードを汚損、紛失しても200円で再発行が可能に。高額で買いなおしたりする必要が無くなった。 以前は入手困難だったEXカードについても、コード配布による印刷方式に加えて、入手が出来なくても後日ターミナルにラインナップとして計上される様になった為、入手難易度が大幅改善された。 その他、紐付の結果として忘れ物・窃盗等に対してもある程度対策になっているといえるだろう(*3)。 エラッタ・修正対応の迅速化 オンデマンド印刷の為、ステータス改変や表記修正が行われた場合、今までそれなりにタイミングを見計らったりする必要があったが、データ配信さえされればすぐにカードも修正出来る様に。 旧作時代はこのエラッタしない事が足を引っ張り、計略修正だけではどうにもならないカードを多数生み出していた。 戦国大戦でもエラッタが導入されていたが、ピロー式のカード排出だった為、排出枠がエラッタカードの分食われていた。その点を鑑みるとよりフレキシブルに対応出来るようになったと言える。 予約システム導入による、店舗の負担軽減 今までVerUPなどで混雑時に店員を配置したり、予約表を用意したりと負担の大きかった点を公式でサポート。 常時人員を割く必要が無くなり、ゲームセンター側の負担が軽減された。 プレイヤー側もルールが明確になり、ローカルルールを知らずにトラブル、といった事も減少した。 ターミナルで出来る事が大幅に増えた 「縁」「貨幣」による欲しいカードが確実に手に入るシステムや、遠隔地トレードが公式で出来る様に。 賛否両論点 カードの紐付システムによる弊害 評価点に書いた通り、カードの流通が健全になったものの、紐付の制限がついた為に取引の自由度が減ってしまった。 例えば、今までは不要なカードなどを友人に譲り渡せばすぐ使えたが、今作ではカードがaime/BP/Aicごとに紐付されている為、一度手続きをしなければ使用出来ない。 手続きが必ずかかる関係上、少ない手間とはいえ面倒な作業である事には変わりはない。 以前は直接手渡しのトレードか遠隔地等とのトレードのみだったが、2017/6/29より紐付の解除/再登録機能である「解任」「在野登用」が追加された。 これを行うと、在野登用したカードの入手に加え、レアリティに応じた縁を「解任」「在野登用」時にお互いに貰える。 要らなくなったカードを解任し、SNS等を通じて知り合いが再印刷で入手等、あげる事が容易になった。 既にある遠隔地トレード機能と似たような機能ではあるが、遠隔地トレードは欲しい将器を選んで自動でマッチングしてくれるが、在野登用は自分でコードを入手してこないといけない。 代わりにトレードはゲームセンターでターミナル操作が必要だが、在野登録は三国志大戦.NET上で出来るので、印刷を除けば出向かなくても自宅やスマホで完結出来る。 中古カードが出回り辛い事により、カードを購入してデッキを組む、という事が難しくなった。 縁による印刷やトレードはあるものの、追加クレジットに加えて必ず1回はプレイしないといけない為、やってみたいデッキを思い立った時に、必要なカードの入手に手間がかかるのは面倒である。 一応「解任」「在野登用」機能の搭載により、理論的には中古の取り扱いが可能となった。 しかし、カードの在野登用には解任から28日間という期限がある。つまり店側は最長でも在庫保持が1か月弱しか出来ない。 また買取の際に本当に解任出来ているかの確認も必要な為、手間を考えるとオークション等の個人取引はともかく、店舗での取り扱いは引き続き難しいと思われる(*4)。 また、掲示板やSNS等でも多数コードが公開がされており、再発行を利用すれば「在野登用」にカードの現物が必要ないため、買い取り時点で解任されていても販売した時点で使用可能という保証がどこにもない。消費期限も短いため、カード自体は(例えば著名なイラストレーターのグッズとして見るのでなければ)捨て値での取扱いにしかならないだろう(*5)。 Ver1.1よりチーム機能が追加され、同チーム内でのカードの貸し借りが可能となった。 チームメイトのカードを借りて盤面に配置すると「○○の支援武将」という表示がされ、使用出来る。 将器システムのランダム性 本作のガチャ要素。純粋な「ダブり」を防ぐことには貢献しているが…。 好きな武将を強化出来る将器システムだが、付与される将器はランダムの為、いわゆる当たり・ハズレが存在してしまう。 例えば、雷銅というダメージ計略を持っている武将を例に取ると、「知力上昇」という将器が大当たり。 雷銅は武力が高いが知力は低く、ダメージ計略は知力に依存する為、補助的な物だが、この「知力上昇」がついていると一線級になる。 その為、他の将器はハズレ扱いになりがちで、トレード等でも雲泥の差が出てしまう。 低レアリティならまだ良いが、高レアリティのカードとなると強い将器を厳選するにしても難度が高い。 大体当たり扱いとして絡みやすいのは「知力上昇」「征圧力上昇」といった、スペックに関わる物が多い。 また、一つ一つが微弱な副効果も同じものが揃っていると効果を実感しやすいレベルになり、性能差が出てしまう。 扱い辛い武将でもこれにより使える様になる反面、同じ武将でも「カードのヒキ」で戦況が左右されてしまう可能性を内包している。 ただ、Ver1.1より武将探索・武将登用で入手した武将に限っては主効果を選べるようになった。 これにより主効果による格差は大分緩和されたが、通常排出は全てランダム、副将器も引き続きランダムのままなのでなんとも言い難い。 イラストレーターの刷新 各武将を描いているイラストレーターが、シリーズおなじみの方々から変更になった。 例えば呂布は獅子猿氏が必ず1枚描いていたのだが、今回は風間雷太氏が描いている。 おなじみのイラストレーターも参加していないという訳ではなく、別の武将を描いており、新規イラストの武将も非常にハイクオリティで大変評判は良いのだが、今まで「この武将はこの人が必ず描いていた」というのが無くなってしまい、既存ファンからは残念がる声も上がった。 ちなみに旧作と同じ絵師が担当している武将も少数ながら存在するが、勢力変更も含め旧作とは違うイメージで描かれている。勢力まで同じなのはなんと馬元義ただ一人。 ただし、2018年1月より「復刻武将」という形で、人気のあった一部武将が昔の絵柄と声優でLEとして再収録されている。 基本的には現行の同名武将と同じスペック・計略を持っているが、一部は旧Verと同じ計略を所有。 旧来のプレイヤーからは勿論のこと、将器の副効果が必ず同色3つが揃っている為、全体的に好評。 ただ、限られた龍玉を使うという点もあり、本作に無かった計略を持った武将に注目が行きがちで、現行スペックと同じカードはやや影が薄い。 その他、イラストや性能それぞれにおいて、例えば「『3』の物ではなく『1』のものが良かった」等、武将ごとに様々な意見もある(特にデザインが近い王異等)。 スターターカードのエラッタ 2017年4月に、初回プレイ時に印刷されるスターターカードの劉備・曹操・孫堅のスペックが改定。 独自のスペックだった物が、将器を除くスペック・計略がSRと同等となった。 初心者がデッキの主要カードが揃わず、遊びづらかったという状況が改善された。 ただ、逆に言えばSRの方の価値が下がったとも言え、SRの同名カードが欲しくて縁を消費したりした人に不満が出た。 上述の通り、スターターの3武将は将器がいわゆる微妙な物で固定されている為、SRの方が上位であるのは間違い無いのだが… また、劉備・曹操は使いやすい武力上昇号令であるのに対し孫堅だけ使うには癖がある「天啓の幻」であり、勢力として見るとバランスは取れていない。 この点はやはり問題視されたのか、Ver2.0.0においてスターターは孫堅から孫権に変更されている。 カード追加を含んだアップデートスパンの短縮 半年~1年弱スパンの大規模VerUPで多数のカード追加に加えて、イベント報酬によるEXカードという形で1~2か月毎に少枚数追加されている。 EXカードについては常に目新しいカードが使える点は好評だが、複数日プレイによる報酬や「龍玉」との交換になる為、それなりに回数が必要。現金投資等での代替も出来ない為、来店のタイミングが限られる人には少々辛い。(後日、必ず「龍玉」交換のラインナップには入るので、入手できなくなる事は無いが) 以前は通常排出の形でカードが細かく追加されていた。しかしスクウェア・エニックスの「LORD of VERMILION」シリーズが抱えていた「枚数の少なさ故に盛り上がりの持続に欠ける」という問題を同様に抱えていた為、現在の形に落ち着いた模様。 ただ、以前の細かく追加されるパターンにも一定の支持があり、「通常排出の新規カードの追加はまだか」と言う声も少なくない。 その為か、通常排出のカードも中型バージョンアップの形式で追加されるようになった。 縁ポイントの供給バランス プレイ毎に貯まるゲーム内通貨であり、これを消費してターミナルで好きなカードを入手できる。 このシステム自体はよいのだが、印刷に必要な縁の量に対して、プレイして貰える縁の量が少ない。 500円で2戦しても10少々しか貰えないのだが、SRに必要な縁の量は必ず貰える武将登用で180と非常に割高。 上限自体も低く、300しかないため、ヘビープレイヤーは溢れてしまう事が多い。このため、カードの揃ったプレイヤーには2戦目を有料で進軍することの利点が低く、無料進軍の無い初戦敗退の場合は進軍せずにゲームオーバーにする場合も。 「解任」「在野登用」でも縁は入手出来るが、SRの取引成立でも縁20しか貰えない為、やはり効率は良くない。 もっとも、誰も「在野登用」しないだろうと思われるCカードを「解任」するだけでも縁1になるので、使い方次第である。 今まで溜まるだけだった不要なCカードを180枚集めて任意のSRと交換できるシステムを持つカードゲームは稀である。 後のバージョンアップにより縁の上限が500に上昇、プレイモードによる獲得縁もかなり増加した。 問題点 オンデマンド印刷のカードの耐久性 カードを動かして遊ぶゲームである関係上、むき出しでプレイしているとカードが摩耗していくのだが、オンデマンド印刷の為、印刷の掠れなど劣化が早い。 可視インクの上から不可視の特殊インクでの印刷がなされており、見た目に問題なくても特殊インクが掠れると機械では識別ができなくなる。 その為に再印刷機能があるのだが、再印刷の為にクレジットと排出枠を食われてしまい、出来れば使いたくはない所。 折り曲げたりしても要点を押さえていればバッチリ認識していた前作に比べると耐久性に劣る。その為、公式ではスリーブの使用を推奨している。 「艦これアーケード」では、カードにはICチップが内蔵されていて印刷時にサーバに登録することでカードの種別を判別する仕組みであるため、極端な話上からシールを貼ったりしても問題ないのだが…。 ターミナルに印刷機能が無い 印刷機能がターミナルにはなく筐体にのみ存在するため、遠隔トレードや再印刷、縁によるカードの入手するには一度プレイする必要がある。 特に遠隔地とのトレードの場合、各レアリティごとに設定された手数料(SRで500円)に加えプレイ料金という結構な額を要求される。 Ver1.1より、EXカード及び有償での印刷(SRのトレードや再印刷等)は、通常の排出枠とは別に印刷されるようになった。 しかし、トレード・再印刷・縁による印刷は1回のプレイにつき1枚しか設定出来ないのは相変わらず。 トレードしながら縁でも指定印刷、といった事が出来ない為、プレイ回数がかさんでしまい、非常に手間である。 Ver2.5.0にて1回のプレイで排出されるカード(最大5枚)について、全て印刷予約カードを印刷する事ができるようになった。 ただし枚数が増えると極稀に詰まる場合がある(*6)。 不要カードの処理 不要カードを縁に変えられる様になったのは良いが、ターミナル及びサテライト上で不要カードの解任操作は出来ず、ゲームセンター内でも一度三国志大戦.NETを開いて解任しなくてはならない。 武将カードの整理整頓が出来ていないと、背面のコードを見ながら解任したカードを探し出す事になり、中々に手間である。 また、在野武将置き場が筐体付近に配置されている事が殆どなのだが、解任されたカードを置くための場所なのに、旧作の不要カード入れと同じ感覚で解任すらされてないカードが放り込まれている事が多く、在野登録が出来るのかどうか判断が見た目ではほぼ出来ない。 整頓もされていなかったり、かと思えばなぜか(*7)勢力ごとに分けてあったりと様々。 Ver2.5.0において、ゲーム終了時に排出されたカードを即座に解任できるようになった。 総評 ゲーム自体は三国志大戦のシリーズ最新作だけに基礎はしっかりと出来ており評判は良い。 改善傾向にはあるが、カードのICへの紐付仕様や征圧・内乱等に付随する新システムに賛否両論が多い。 ゲームバランス関連については、概ねTCAGタイトルでのVer毎の賛否は日常茶飯事の為、ここでは特筆はしない。 ATCGの宿命として、新カード登場時の性能優遇は多少なりとも感じられるが、とりあえず、「3」時代に出てきたSR関羽の様な世紀末の様な様相は出ていない。 毎回VerUPを重ねて完成度を上げていくのがこの大戦シリーズなので、引き続き今後に期待したい。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3337.html
ここではAC『三国志大戦』(良作)及び、Ver2.01のDS移植版である『三国志大戦DS』(劣化ゲー)を紹介する。 三国志大戦 概要 基本ルール 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 三国志大戦DS 概要(DS) 問題点(DS) 評価点(DS) 総評(DS) 三国志大戦 【さんごくしたいせん】 ジャンル トレーディングカードアーケードゲーム 対応機種 アーケード(LINDBERGH・Chihiro) 発売・開発元 セガ 稼働開始日 2005年3月15日(2015年1月16日ネットワークサービス終了) 判定 良作 概要 日本人に親しみ深い『三国志』をテーマにしたアーケードゲーム。 三国時代の君主となり、各国の武将を率いて敵の城の落城を目指す。 大きなバージョンアップと共に『三国志大戦2』『三国志大戦3』と呼び名も変化。 オンライン稼動はVer3.594まで(“さんごくし”の語呂合わせ)。 2013年6月28日のVer3.595が最後のバージョンアップとなっている。 2015年1月16日を以ってネットワークサービスを終了。現在は店内対戦および英傑伝のみプレイ可能。 基本ルール 1対1(相手はCPUか人間のどちらか)で行う対戦ゲーム。 それぞれのカードにはコストがあり、合計で8になるようにデッキを組む。コストの種類は1から3まで0.5刻みで存在し、基本的には、強いカードであるほどコストは重い。最大8枚登録する事が出来る。コストを使い切らずに登録したカードだけで対戦を始めることも一応は可能だが、純粋に損をするだけ。 コストの大きい武将のみを入れた「ケニア」(*1)や、それとは逆に低コスト武将を大量に入れて物量で押し切る「ワラワラ」といった構成も可能。 カードのスペックには「所属国」「部隊の種類」「武力」「知力」そして「計略」などが存在。 「所属国」は大きく分けて「魏」「呉」「蜀」の三つだが、このいずれにも属していない「他勢力」も存在。「魏」「呉」「蜀」以外の他勢力は後に増減していくのだが、ここでは割愛する。 各勢力それぞれに得意・不得意(例えば魏は『騎兵および計略「反計」を持った武将』が多いが、逆に『(蜀に多い)槍兵及び回復手段を持つ武将』が少ない)の傾向が存在し、これがデッキ構築時のコンセプトにもなっている。 同じ国(単色)の武将のみで構築されたデッキなら最大士気12となり、以下2国混合なら最大士気9、3つ以上だと最大士気6、と保有できる最大士気量が下がってゆく。士気を大量に消費する計略が使えなくなるため、勢力を超えて強いカードで組んだ際のデメリットは非常に強い。そこに目を瞑ってあえて2色以上で組むかどうかは、プレイヤー次第。 基本兵科として「弓兵」「槍兵」「騎兵」があり、これらは3すくみの状態となっている(弓→槍→騎→弓…のリング)。他に「歩兵」「攻城兵」などが存在。後のバージョンアップでは「象兵」なども現れた。 「武力」は攻撃力と防御力の両面に影響を及ぼし、高ければ高いほど有利となる。 「知力」は伏兵(後述)によるダメージ量や、計略の効果量・効果時間などに影響を及ぼす。こちらも基本的には高ければ高いほど有利。 一部の武将はそれ以外にも「特技」を持つ。 魅力:開戦時、士気が+0.5溜まった状態で開始できる。君主武将と女性武将が所有していることが多い。 防柵:自陣に置いた状態で開戦すると、所持武将の前に柵を設置することができる。味方は自由に通行できるが、敵にとっては邪魔地形となり、何度か部隊をぶつけて完全に壊さないと通過できない。 復活:兵力を失い撤退した際、普通の部隊よりも早く復帰できる。 伏兵:自陣に置いて開戦すると発動(*2)。通常時より移動速度が大幅に低下するが、敵から見えない特殊な状態となる。この伏兵部隊に敵が接触した瞬間、姿を表すと同時に、一度だけ彼我の知力差に応じて大ダメージを与えることができる。細かい条件でダメージを与えることなく解除されてしまう場合があるがそれは省略する。知力の高い武将が所持していることが多い。 勇猛:一騎打ち(後述)が発生した場合、有利に戦うことができる。武力の高い武将が持っていることが多い。 その他、バージョンアップで追加された特技が存在するのだが、ここでは省略させて頂く。 盤面に置かれたカードを移動すると、武将の部隊が動く。敵と接触すると自動的に乱戦状態になり、お互いの兵力が減ってゆく。減った兵力は味方城内に武将を戻すことで回復させることが可能。 合戦中、敵部隊と味方部隊が接触した際にランダムで「一騎打ち」が発生することがある。ただし一合戦に発生するのは最大2回までと決まっており、また「文官」と性格設定されている武将は絶対に一騎打ち状態にならない。 流れてくる5本のバーをタイミングよくボタンを押して止め、その判定結果で勝敗を決定する。負けた武将は現在の武力・兵力値に関係なく、即座に撤退となる。 特殊なアクションが存在する兵科も存在する。代表的なのは「騎兵」と「槍兵」。 「騎兵」は一定距離を止まることなく進み続けるとオーラのようなものを纏い、「突撃」状態となる。この状態では弓攻撃がほとんど効かなくなるうえ、敵部隊に突っ込むと「突撃」攻撃により大ダメージを与えられる。ただし「槍兵」の槍先に対して突撃してしまうと、「迎撃」されて逆に大ダメージを負ってしまう。 「槍兵」は乱戦状態でない場合、部隊の正面方向に大きな槍のオーラを出す。この槍先には攻撃判定があり、より広い間合いで相手の兵力を削ることができる。さらに先述の通り「騎兵」の突撃に対してこの槍先を向けると迎撃することができる。 「弓兵」は部隊を動かさずに止まっていることで、一方的に相手の兵力を削っていく遠距離攻撃ができる。 後に弓兵にもタッチアクションが設定されるが、ここでは省略する。 兵力がゼロになると「撤退」扱いとなるが、一定時間が経つと復活し、再び味方城内から出撃できるようになる。ゲームの勝利条件に「部隊の撃破」は(一部計略を使った時の特殊な状況を除いて)一切関係がない。 「敵城を攻撃し、敵城ゲージを削り」、ゼロにするか、99カウント後に自軍の城ゲージが敵軍の城ゲージを上回っていれば、勝ちとなる。 城には「攻城エリア」が存在し、相手の敵城エリアに部隊が入ると「攻城準備」状態となる。この状態では敵城から攻撃を受けつづけているということなので徐々に兵力が減ってゆく。敵部隊に邪魔されずに一定時間が過ぎると「攻城」が行われ、城ゲージを減らすことができる。攻城できる場所は正面門と城壁の2種類があり、正面門を攻撃した方が城ゲージの減りが大きい。 合戦開始から時間と共に士気ゲージが溜まっていく。計略を使いたい武将をタッチし、「計略」ボタンを押すことで士気ゲージを消費して計略を発動させる。 計略の種類は実に多種多様。上手く使ってこちらに優位な状況を作り出そう。 さらに、武将ではなく君主(プレイヤー自身)の必殺技として、「兵法」(Ver.3では軍師カード登録による『奥義』)が存在する。 あらかじめ合戦前に使いたい兵法を選び、1合戦中に1回だけ、任意のタイミングで「兵法」ボタンを押すことにより発動させられる。 Ver2時代にはMasterとなった兵法に「外伝」と呼ばれる追加効果が付くようになった。「左伝」「右伝」で効果がわかれ、効果としては小さいものだが組み合わせ次第で兵法の使い勝手を劇的に変える物も多い。 特徴・評価点 カードゲームにRTS・アクション要素を取り入れ、先発作WCCFでもあったカードの移動による操作をより強めたゲーム。カードを直接動かすことによって兵士を移動させたり、カードを「突き出す」ことで槍撃を行ったりといった直感的なカード操作を強く押し出したのはこれが初で、後発ゲームにも大きな影響を与えた。 三すくみの関係、象兵の存在、奥義・兵法など、エイジオブエンパイアやエイジオブミソロジーとの共通点が見て取れる。 シンプルな内容であるが多彩な武将による様々な計略・能力のお陰で深い駆け引きを楽しむことが出来る。 「兵法」は成長させることで効果が増したり効果時間が延長されたり、追加効果を付けることも可能。 Ver.2時代には「戦器」と呼ばれるアイテムも存在し、手に入れるとその戦器に対応したカードの能力が少し増し、また種類が多彩なためコレクション要素も強かった。 イラストは有名漫画家によるものが多く、ゲーム以外にもコレクションアイテムとして人気を呼んだ。 概ね武将のイメージをよく掴んでいる。三国志に馴染みのある人はもちろん、薄い人にも興味をそそらせる美麗な絵が多い。特に女性武将(大抵は誰かの妻だったりするのだが)の人気は総じて高く、名前をあげられると本作のイラストが頭に思い浮かんでしまう人も多いのではないだろうか。 特に王異、張春華、歩婦人(練師)などは本作以降の三国志モチーフのゲームにはほぼ確実に登場するなど、本作のおかげで日の目を見たといえる人物は多い(丁度『無双』と孫尚香のような関係性と言えるだろう)。 当初はCLAMP、川原正敏など講談社系列の漫画家が多かったが、3では高橋留美子や若杉公徳ら一ツ橋系列の漫画家も参加している。 中には罰当たりになりかねない強烈アレンジを施されている武将もいたりするが、それはあからさまな「ネタカード」として作られていることが分かりやすく、真面目に描かれている別レアリティの同名カードが存在することが多い。 ネタと真面目の中間層としてはこの時代にはまず無い筈の眼鏡のイケメンとして描かれことあることに「ここにいるぞ!」と叫ぶ風間雷太デザインの馬岱が有名か。 Ver.2以降はLE(レジェンド)カード枠として他の著名な三国志作品(『横山光輝三国志』『天地を喰らう』『蒼天航路』「レッドクリフ」など)とのコラボも存在している。 というか三国志でない作品からもどうみてもクラウザーさんな袁術や「あしたの」夏侯惇やどうみても島耕作な孔明(カード裏の説明すら島耕作仕様)もいたり、WARBEGINSでは『美味しんぼ』・『闇金ウシジマくん』・『伝染るんです』などが参戦した。しかしこれらのカードに対しては 既存の漫画のキャラに武将の名前を被せただけ という批判が多い。 レアリティの高いカードに強力なものが多いのは事実だが、きちんと頭を使って考えれば低資産でもそれなりに戦えるデッキを組むことが出来るのも魅力。 逆に言えば、R・SRといった高レアリティばかり入れていてもスキルが伴わなければボロ負けすることだってざらにある。実際、コモン・アンコモン縛りで全国対戦ランキング上位に食い込み有名になったプレイヤーもいる。 派手な演出も概ね好評だった。 今ではみんな見慣れてしまったが、最初期のインパクトは大きいものだった。特に「超絶強化」系の計略の演出である、群がる敵兵を回転しながら武器を叩きつけて一蹴する武将の格好良さは癖になること請け合い。一瞬スローモーションになるのもニクイ。 3D武将に関してはイラストとの乖離が激しいものもあり、批判も確かに存在したが、それもこのゲームの味として納得できてしまうところもあった。 賛否両論点 ゲームのバランス調整などでこまめなバージョンアップを行っている。 ただし、プレイヤーが望んでいたものとは違う調整が行なわれたり、調整の結果ゲームバランスが崩壊することもあったりするため一概に良い点とも言い難い。 例えば、Ver3.50→Ver3.51に変わった時に1.5コスト以下の攻城力が激減し低コスト多枚数デッキが大ダメージを受けた。 3は特にバランスが崩壊していた時期として知られる。詳しい点はこちらを参照。 一方で高コスト入り低枚数デッキは変わらず攻城力がありむしろ強化される事になった。 もっともこの手のゲームにおける終焉と言われる、強デッキの一元化が起こり辛く多様性を生んでいるのは評価できる。 初期作ゆえの対戦の荒削りさ 「1」を代表するテクニックとして挙げられるのが通称「槍ワイパー」。槍オーラによる攻撃は基本的に一定時間毎に武力に応じたダメージを与えるものだが、これは槍オーラに触れた瞬間にもダメージが入る。これを利用して「上下左右にカードを揺らしまくることで槍オーラの初撃ダメージだけを高速で与える」という戦法が確立し、乱戦などで移動速度が遅くなっている敵武将に瞬間的なダメージを与える手段として猛威を振るった。 このダメージは連突(*3)のそれを遥かに超えるもので、武力差で優勢だった場合された側は一瞬で兵力が蒸発するほど。象徴的な当時のフレーズとして「栄斗の程イクは武力4(*4)」というものが存在する。 このテクニック自体は多くのプレイヤーに「槍兵の特徴のひとつ」として受け入れられたものの、全国対戦ではラグありか否かでワイパーのダメージが大きく変わることがあり公平とは言えなかった。「2」以降は槍撃という形にとってかわられ、この戦法は消滅する。 後期と比べると「1」は全体的に計略の効果時間や範囲が凄まじく、食らった時点で負けがほぼ確定するデスコンボもかなりある。そのため良くも悪くも計略のウエイトが非常に大きいゲーム性だった。 問題点 プレイ料金が非常に高め 当初の1プレイ料金は300円で、全国対戦時は「勝った場合のみ」最大2回まで追加で進軍できる仕様で、負けるとそこで1プレイ終了になってしまう。勝って進軍しても、その際にも追加料金が発生する。 勝ち続けると進軍(コンティニュー)料金が安くなる(2戦目は200円、3戦目は100円)ため、プレイヤーは必然的に勝敗に物凄く拘ることになる。稼働当初は非常に人気が高く、台の順番を巡るトラブルなどが発生しやすかった。 Ver3.12から特別進軍というものが設けられ、1戦目に負けても2戦目がプレイできるようになったが、それでもまだ負けた時の損は大きかった。Ver3.59でようやく特別進軍の仕様が変更となり、勝敗に関わらず3戦目までプレイできるようになってこの点は解消された。 カメラワークの悪さ。 といっても、自分がプレイしている分には問題がない。問題なのは「全国対戦」や「店内対戦」などのリプレイ時。このカメラワークがコントロール出来ない上に見づらく、戦場のどこで何が起こっているのかが分かりにくかった。右上のレーダーを常に見ていないと戦況を把握できない。 戦術・タイミングの研究などにも非常に使いにくかった。後にセガは「演武場」という、公式で動画撮影をサポートするシステムを立ち上げ、動画サイトにも本作動画が多数挙げられることになるのだが、「第三者が見た時のカメラワークの悪さ」は最後まで改善されなかった。 総評 『稼働から10年もの間バージョンアップを続けながら存続した』という事実そのものが稀有なものであるだけに、大ヒットを巻き起こし、ゲーセンの在り方を変化させたという点では語るのに外せないであろう作品。 余談ではあるが、元スクウェア・エニックスの安藤武博が三国志大戦などがカードバトル系ソーシャルゲームの始祖であると言っているなど、他所にも大きな影響を与えた(*5)。 問題点もあったが、「自らの手で武将を操り、全国の対戦相手たちに勝利する」のはそれを吹っ飛ばすぐらいに楽しく、面白いものであったのは疑いようがない。 ネットワークサービスは終了となり、今後徐々に撤去が進んでいくであろうが、本作を懐かしく語る人も、また後を絶たないことであろう。 その後の展開 Ver2.01を元に『三国志大戦DS』としてDSに移植された。詳しくは下記。 姉妹作として戦国時代を舞台とした『戦国大戦』がある。 2012年3月にいわゆるアナログタイプのカードゲームとして『三国志大戦TCG』が発売された。 『三国志大戦3』後期にはTCGとコラボしたEXカードも登場した。 TCGの方は2016年4月27日発売の第16弾『運命の邂逅』発売をもって商品展開休止となった。 2013年以降、サービス終了の噂が常に囁かれていたが、とうとう公式に宣言が出された。2015年1月16日を最後にネットワークサービスを終了する旨が発表され、約10年に渡る歴史に幕を閉じることとなった。 ちなみに、ネットワークサービスの稼働日数は「3594」日。最終バージョンはVer3.595(*6)。 『三国志大戦3』終了から1年後、『三国志大戦』(2代目)が発表された。 早速2016年4月22日~24日にロケテストが開始された。2016年12月21日から『三国志大戦』(2代目)のサービスが開始している。 2代目のロゴに「4」に見える数字が乗っているので勘違いしやすいが、正式名称は『三国志大戦4』ではなく『三国志大戦』である。 三国志大戦DS 【さんごくしたいせんでぃーえす】 ジャンル トレーディングカードゲーム 対応機種 ニンテンドーDS 発売・開発元 セガ 発売日 2007年1月25日 定価 5,980円(税5%込) 判定 劣化ゲー ポイント 『三国志大戦2』をコンシューマで再現8枚重ね槍無双対戦マナーの悪さ 概要(DS) アーケードゲーム『三国志大戦』(Ver2.01)をDSに移植した作品。 両手で動かすアーケード版と違い、タッチペンを使ってカードを動かしたり計略を使用する形で動きを再現している。 初回特典としてEX凌統(イラスト 小林智美)が付属している。 問題点(DS) AC版では両手を使っていたカード操作を、DS版ではタッチペン1本でまかなわなければならない。当然ながら操作面において限界があり、思い通りのカード操作は困難。 カードの向き変更には何故か十字キーを使うため、アーケードで強計略とされる「玄妙なる反計」やダメ計は狙いを定めにくい。 機動力の高い騎兵を複数扱うようなデッキはまともな操作が不可能とも言われている。 ハードの仕様上タッチスクリーンの2ヶ所同時操作が出来ない為、複数のカードを同時選択した状態でカード移動を行うリンク機能も搭載しているが、使い勝手は悪い。 また、カードが重なる(ACではその仕様上できない)のを利用して、1コストの槍兵8枚でデッキを組み、束になって槍撃で敵を薙ぎ倒す「8枚槍」が猛威を奮い、戦術もへったくれもない試合になる事も多い。 そして、対戦マナーの悪さも問題視される。 改造したデータで挑む輩もいれば(例としては兵法に付くことはないはずの外伝を使うなど)、負けそうになると切断して無効試合にする輩もいた。 切断を利用した対戦マナーの悪さはWi-Fiで対戦できるゲームの宿命ともいえるが。 初心者向けの配慮が少ない。 複数のカードを動かして、戦場の各所に目を配るのは初心者には難しい。が、最低限のチュートリアル以外はそれをするしかないため、「手軽に触れられるDS版から始めよう」と言う三国志大戦初心者にとっては、前述の操作面の限界もあって難しすぎる。 規模の小さなデッキでプレイ出来るステージなどがもっとあればよかったのだが。 自分のデッキと対戦できない こういったカードゲームでは、ライバルのデッキを再現して(人が操作しない都合上完璧じゃないにしろ)シミュレートしたり、テーマごとのデッキを用意して戦わせたり(例:魏対蜀、好きな武将オールスターVS有名武将オールスターなど)、そういった楽しみ方もあるものだが(*7)、それができない。 同時期のゲーム、例えば『JUMP SUPER STARS』などには搭載されているので、DSではできないとか需要がないなどということはないと思うのだが…。 評価点(DS) Ver2.01を元にしているだけあり、兵法外伝や戦器などの要素は完備されている。 逆に言えば、しっかりと戦器集めや兵法の成長を行えばWi-Fiで戦える環境にあるということ。 DSオリジナルのカードが何枚か存在している。 また「三国英傑伝」クリアでVer1時代の排出停止カードをゲットでき、ある程度ならVer2のカードの代用もできる。 Ver2.01以降のものに関しては収録されていないが、カード図鑑(あるいは画集)としても使える。 総評(DS) 「三国志大戦」の内容を再現しようとした努力は窺える。 しかしゲーム内容もありカードの方は高値で取引された一方、特典カード無しの通常版が値崩れを起こした。 1年半後、Ver3をベースに『三国志大戦・天』が発売されるのである。
https://w.atwiki.jp/centrade/pages/14.html
セントレード証券のWebサイトを見てもわかるように、お知らせが定期的に更新されています。 特に「くりっく株365」の最新の必要証拠金額は、頻繁に更新されているので、「くりっく株365」に取り組んでいる人はチェックが必要ですね。 ほかにも、気になった部分をピックアップしていきましょう。 セントレード証券では、大雨や台風や地震など、災害が起きた時、災害救助法が適用された地域のお客さんに出来る限りの支援をしてくれています。 届出印鑑の紛失時の便宜措置や、預けている有価証券の売却の即日支払いの便宜措置など、何かあった時にも寄り添ってくれることがわかりますね。 また、取引変更時間や休業日があった場合も、前月から告知されているので、セントレード証券のお知らせをチェックしておくと安心かもしれません。 直近では、2021年9月のNY ダウリセット付証拠金取引時間の変更や、2021年8月のFTSE100リセット付証拠金取引の休業日が、前月に告知されていました。 また、過去のお知らせをチェックしていると、夏時間(サマータイム)移行にともなって、取引時間が変更されるという告知もありました。 日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカではいまも夏時間(サマータイム)があり、3月の第2週から11月まで続きます。 2021年のサマータイムの開始は3月14日でしたが、セントレード証券ではそれによる取引時間の変更も告知してくれています。 アメリカの夏時間は2021年11月7日(11月の第一日曜日)で終わります。 これ以降は、標準時間(EST:アメリカ東部標準時間)へ移行するそうなので、取引時間も変更となります。 欧州の夏時間は2021年10月31日で終わるそうなので、こちらも変更されます。 10月中旬には、しっかりセントレード証券のお知らせで告知されていますね! 取引時間変更や休業日などは、定期的にチェックしておくと良いでしょう。 また、くりっく株365では上場日のお知らせもしてくれます。 東京金融取引所から発表されたものではありますが、セントレード証券のお知らせでもしっかりと教えてくれるので、助かりますね。 それから、過去(2019年)には、英国の欧州連合脱退による相場変動の注意事項なんかも、セントレード証券のお知らせに掲載されていました。 英国ポンドもそうですが、ほかの通貨ペアでも流動性の低下、レートの急激な変動など、そのリスクについても教えてくれています。 また、セントレード証券では、取り扱い投資信託が新規追加されることもあります。 新しい投資信託が増えれば、それに興味を持つ人もいますよね。こんなのが追加されればいいのに、と思っている人もいるかもしれません。 ラインアップを定期的に増やしていき、多様化する資産運用ニーズにも、しっかり応えてくれることがわかります。 また、年末年始の取引時間は異なるのか?という部分も、毎年お知らせで出しているようです。 大みそかやお正月は休業日になっていたり、取引の終了時間が早まっていたり、取引日・取引時間に変更があるようなので、セントレード証券のお知らせをチェックしてみてください。 それから、しっかりチェックしておきたいのは、クリスマスや年末年始のセントレード証券の営業日、営業時間や、入出金についてです。 セントレードFXサポーター(電話取引)と、セントレードFXオンライン(オンライン取引)でも少し受付時間にズレがあるので、確認しておきましょう。 ちなみに、クリスマス前後や年末年始はインターバンク市場の流動性が低下するということ、そして、スプレッドやレート変動幅が著しく拡大するようです。 レート提示が困難になる可能性があるので、こちらも注意が必要ですね。セントレード証券のサイトを見ながら、準備をしておきましょう。 また、クリスマスが終わってから、年が明けてからの取引開始直後のレートが、週末のクローズレートと大きく乖離してスタートするということもあるようです。 あらかじめ口座の余剰資金と、ポジションのバランスに注意しておく必要があるでしょう。 クリスマスと年末年始については、セントレード証券のお知らせをチェックしたうえで備えておくべきですね。 セントレードFXサポーター(セントレード証券の電話取引)の場合、2021年のクリスマスは12月25日(土)の朝7時に取引終了、12月27日(月)の朝7時に取引開始。 2021年~2022年の年末年始は1月1日(土)の朝7時に取引終了、1月3日(月)の朝7時に取引開始となっていたようです。 セントレードFXオンライン(セントレード証券のオンライン取引)の場合は、2021年のクリスマスは12月25日(土)の朝6時30分時に取引終了、12月27日(月)の朝7時に取引開始。 2021年~2022年の年末年始は1月1日(土)の朝6時30分に取引終了、1月3日(月)の朝7時に取引開始となっていたようです。 セントレードFXオンラインサービスは2024年4月末で終了するようです。 年末年始などの場合は、年内の入金ができる期間についてもチェックしておく必要があります。 楽天銀行口座間の場合、年末年始期間中でも24時間利用できるようですね。 年内に出金したいなら、2021年12月27日までにセントレード証券に依頼する必要があったようです。 ちなみに、楽天銀行ではなく他行の口座からの、セントレード証券への楽天銀行口座・三菱UFJ銀行口座への振り込みの受け付けは、2021年12月30日が年内最終で、その後は2022年1月4日以降の入金になっていたようです。 年末年始は銀行の休業日なんかもチェックしておく必要がありますね。 また、昨今のウクライナ情勢緊迫化により、相場変動にも注意が必要です。 証券・外国為替相場などの流動性が低下し、急変動する可能性もあるようですよ。 こちらはセントレード証券などにも確認しながら、大きな変動がないか、随時チェックしておく必要があるかもしれませんね。 具体的に言うと、配信価格の停止や、スプレッドの拡大・スリッページの発生、約定しない等のリスクがあるようです。 取引口座の預入資金および、保有ポジションのバランスに注意する必要があるでしょう。 セントレード証券では、お知らせでもこういった重要なことを教えてくれるので、定期的に見ておくと良いですね。 さらに、過去のセントレード証券のお知らせをみていると、米国大統領選挙に伴う相場変動についても注意するように、ということが告知されていましたね。 米国大統領選挙の前後には、選挙関連の報道により、証券・外国為替相場の流動性が低下して急変動することがあるので、気をつけたいですよね。 また、セントレード証券では、経営合理化策の一環として、支店が統合されました。 令和4年3月末で、福岡支店を閉鎖し、東京本社と統合することになっています。 福岡支店のお客さんは、令和4年4月以降の取引は、東京本店にて承ることになっているようなので、確認しておくといいですね。 また令和6年3月末で北陸支店も閉鎖し東京本社と統合されました。 そして、2022年3月のお知らせでは、セントレードFXオンラインでの最大保有上限や、注文可能数量の引き下げも行われたようです。 通貨ペア別の保有上限、そして、1回あたりの最大注文可能数量が引き下げられているので、大口の注文をしようと考えている方は、こちらも確認しておきたいですね。 また、2022年5月末のメンテナンス終了後からも、セントレードFXオンライン最大保有上限の引き下げも行われています。 記載されている通貨ペア別の保有上限が引き下げられているので、3月、そして5月の上限引き下げは自分に関係があるのか?ということもチェックしておいてください。 セントレード証券の新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みは、感染拡大防止の観点から、社員のマスク着用や交代勤務による出社人数の抑制等を実施しているそうです。 そのため、新規口座の開設等に通常より時間を要する場合があるようですが、そちらは理解しておきましょう。 マーケットレポート WEEKLYもチェック! セントレード証券のホームページでは、価格情報やFXリアルタイムプライスもチェックすることが出来ますが、「マーケットレポート WEEKLY」も非常にわかりやすく解説されているので、これも読んでおくといいでしょう。 為替週間展望では、毎週金曜日に翌週の一週間の展望が書かれているので、そういった情報も得られるのは嬉しいですね! ただし、このレポートはあくまで情報のみとして受け取り、自分で判断することは必要です。 セントレード証券のサイトより毎週チェックしてみると良いでしょう。 また、為替注目銘柄なんかも記載されています。 毎週金曜日に、今週の注目材料なども交え、世界各国の情勢などから市場予想がされていますが、「なぜそうなるか?」というのも詳しく書かれているので、非常に分かりやすいですよ。 今後の物価見通しなども解説されているので、こちらもセントレード証券のサイトで確認してみましょう。 マーケットレポート WEEKLYは非常に参考になりますが、投資の最終判断は自分の責任です! 「ここに書いてあったのに!」という言い訳はしないようにしましょう。 これはセントレード証券のマーケットレポートだけでなく、情報を貰ったとしても、それを参考に判断するのは自分だということは覚えておいてくださいね。 さらに、経済指標カレンダーなんかもセントレード証券のサイトからチェックできます。 重要度の高さや、国・地域などでもチェックできますし、カレンダーから日で見たり週で見たり、月でも見られます。 何をチェックしておくべきのか?というのも分かりやすいですよ。 対象としては、消費者物価指数や、中古住宅販売件数、MBA住宅ローン申請指数、ガソリン在庫、原油在庫、政策金利、貿易収支、新規失業保険申請件数……など、各国の経済指標がカレンダー形式で見られるので、非常にわかりやすいですよ。 セントレード証券のサイトをチェックしていると、気になるものが色々ありますね。
https://w.atwiki.jp/fx_beginner/pages/113.html
●FX用語集(全部) ●FX用語 か∼こ キャリアトレード 金利の低い通貨で借り入れ、それを売って、金利の比較的高い通貨の金融商品に投資する取引の方法。例えば、低金利の円で借り入れ、円を売って金利の比較的高いドル建ての債券を買うなど。